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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
結核が6件[うち無症状病原体保有者4件](雲南圏域4件、出雲圏
域1件、浜田圏域1件)、腸管出血性大腸菌感染症が1件(O157:松江
圏域)、レジオネラ症が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○RSウイルス感染症
:出雲圏域で報告患者数が急増しました。
○手足口病
:松江圏域で依然、報告患者数が多い状態(定点当り5.5人)が続いています。
○伝染性紅斑
:東部で流行が続いています。他の地域では散発的な発生が認められます。
○感染性胃腸炎
:県内全域で報告患者数が増加し、特に出雲・益田圏域で急増しています。
○水痘
:中部でやや流行していますが、他の地域は散発的な患者発生になっています。
○マイコプラズマ肺炎
:浜田圏域で患者報告があります。学校等の施設内で患者が発生すると、数週間患者発
生が続くことがありますので注意が必要です。
○手足口病
:コクサッキーウイルスA16型が検出されています。
○熱性疾患
:ヒトメタニューモウイルス、RSウイルスが検出されています。
○咽頭炎、気管支炎
:RSウイルス、ヒトメタニューモウイルスが検出されています。
○感染性胃腸炎
:ノロウイルスG2型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
RSウイルス感染症 | ◎ | ○ | ◎ | △ |
手足口病 | ◎ | ◎ | ○ | △ |
伝染性紅斑 | ◎ | ◎ | △ | ○ |
感染性胃腸炎 | ○ | ○ | ○ | ◎ |
水痘 | ○ | △ | ◎ | △ |
マイコプラズマ肺炎 | ○ | × | × | ○ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし