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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2011年 第1週 (1/3〜1/9) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が1件(雲南圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :県内全域が流行期(患者定点当たり1.0以上)に入っています。また、1/11には今年 初めての学級閉鎖が浜田市内の小学校でありました。患者からはA香港型(AH3)及び 新型インフルエンザ(AH1pdm)ウイルスが検出され、B型(医療機関での簡易キットに よる診断)も浜田圏域及び隠岐圏域から報告されています。第1週の患者の年齢層では、 20〜39歳が全体の3分の1を占めていました。
○流行性耳下腺炎 :昨年に引き続き報告患者数の増減を繰り返しながら、県内全域で流行しています。 また、東部の流行は引き続き警報レベルです。
○感染性胃腸炎 :ピーク時と比較し報告患者数は半減しましたが、依然ノロウイルスによる流行が続 いています。今後はノロウイルス以外のウイルスによる流行も起こると予測されます ので動向に注意して下さい。
○水痘 :県内全域で流行しています。特に、浜田圏域の複数の保育所で流行しており、急増 しました。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :A香港型(AH3)、新型インフルエンザ(AH1pdm)が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2型が検出されています。
○上気道炎 :RSウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 横這 増加 横這
感染性胃腸炎 減少 減少 減少 減少
水痘 増加 横這 増加 増加
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 横這
RSウイルス感染症 横這 横這 横這 増加
A群溶連菌咽頭炎 減少 減少 減少 減少

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
流行性耳下腺炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
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