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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2009年 第24週 (6/8〜6/14) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が3件(益田圏域)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症が1件(雲南圏域)報告 されています。
○新型インフルエンザ :島根県での患者報告はありませんが、全国では31都道府県から約650名が報告され ています。また、中四国では鳥取県、山口県、広島県、徳島県、愛媛県で患者報告が ありました。年齢階級別では、10代が約7割を占めています。(当所感染症情報センター ホームページ参照)。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :ほぼ終息しましたが、依然、県内全域で極く少数の患者報告が続いています。
○感染性胃腸炎 :ピーク時と比較して報告患者数は半減しましたが、依然、小児のあいだで流行が続 いています。
○水痘 :県内全域の患者報告数は横這い状態ですが、中部で増加傾向を示しています。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域で徐々に報告患者数が増加しています。また、劇症型の溶血性レンサ球菌 感染症も報告されていますので、今後の動向を見守る必要があります。
○ヘルパンギーナ :東部を中心に数名の患者報告がありました。今後、流行期となり感染は拡大します。
3)主な病原体の分離状況等
現在、新型インフルエンザの患者確定診断の検査体制をとっているため、感染症発生動向調査事業の定点 (指定医療機関)からの病原体検査は一時中止しています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 横這 横這 減少 横這
水痘 横這 減少 増加 横這
A群溶連菌咽頭炎 増加 横這 増加 増加
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 横這
ヘルパンギーナ 横這 横這 横這 横這
手足口病 横這 横這 横這 報告なし ×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
咽頭結膜熱発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
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