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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2007年 第26週 (6/25〜7/1) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が3件(松江圏域1件、浜田圏域1件、大田圏域1件)、腸管出血性大腸菌 感染症が1件(O157:浜田圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○ヘルパンギーナ :東・中部で大きな規模の流行が起き、ピークに達しています。今後も、県内全域で流行が 続きますので感染予防に心掛けてください。
○手足口病 :主に松江、出雲、益田圏域で流行しています。今後夏に向かい更に流行が拡大しますので 感染予防に気をつけてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :今週は中部の患者報告数が減少しましたが、依然全県で大きな規模の流行が起こっています。
○咽頭結膜熱 :主に東部、中部で患者数の増減を繰り返しながら流行しています。今後は県下全域に拡大 すると思われます。
○水痘 :小規模な流行が続いていましたが、今後は縮小すると考えられます。
○麻しん :全国の流行は縮小してきましたが、依然患者の発生を認めていますので今後も感染予防に 気を付けてください。
3)主な病原体の分離状況等
 手足口病、ヘルパンギーナからコクサッキーA6型が分離され、感染性胃腸炎からA群ロタウイルス、ノロウイ ルス(GU)、腸管アデノウイルスが検出されています。また、西部の腸管出血性大腸菌感染症からO157が分離され ました。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
ヘルパンギーナ 増加 増加 増加 横這
手足口病 増加 増加 横這 増加
咽頭結膜熱 減少 減少 横這 横這 ×
A群溶連菌咽頭炎 減少 減少 減少 横這
水痘 減少 減少 横這 横這
麻しん 報告なし × 報告なし × 報告なし × 報告なし ×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
ヘルパンギーナ発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ 麻しん発生推移グラフ
凡例
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