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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
結核が2件(松江圏域1件、出雲圏域1件)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○麻しん
:4月から成人麻しん患者10名、小児の麻しん患者6名の報告がありました(定点以外の報告
含む)。感染した年齢層は小児が0歳から7歳、成人が主に20歳前後です。
○ヘルパンギーナ :中部で流行し、県内全域に流行が拡大しつつありますので動向に注意してください。
○手足口病 :東・中部で流行しています。今後夏に向かい更に流行が拡大しますので感染予防に気をつ けてください。
○咽頭結膜熱 :東・中部で流行しています。
○A群溶連菌咽頭炎 :昨年末から流行が続いていますが、中部の報告数が増加し流行がさらに拡大しています。
○感染性胃腸炎 :県内全域で患者報告数は減少してきましたが、依然、主にA群ロタウイルスによる流行が 続いています。
○水痘 :隠岐を除く県内全域で、患者数の増減を繰り返しながら小流行が続いています。
3)主な病原体の分離状況等
○ヘルパンギーナ :中部で流行し、県内全域に流行が拡大しつつありますので動向に注意してください。
○手足口病 :東・中部で流行しています。今後夏に向かい更に流行が拡大しますので感染予防に気をつ けてください。
○咽頭結膜熱 :東・中部で流行しています。
○A群溶連菌咽頭炎 :昨年末から流行が続いていますが、中部の報告数が増加し流行がさらに拡大しています。
○感染性胃腸炎 :県内全域で患者報告数は減少してきましたが、依然、主にA群ロタウイルスによる流行が 続いています。
○水痘 :隠岐を除く県内全域で、患者数の増減を繰り返しながら小流行が続いています。
手足口病、ヘルパンギーナからコクサッキーA6型が分離され、感染性胃腸炎からA群ロタウイルス、ノロウイ
ルス(GU)、アストロウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
ヘルパンギーナ | ◎ | ○ | ◎ | ○ |
手足口病 | ○ | ○ | ◎ | △ |
咽頭結膜熱 | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
A群溶連菌咽頭炎 | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
水痘 | ◎ | ○ | ○ | ○ |
麻しん | × | × | × | × |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし