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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2007年 第21週 (5/21〜5/27) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が3件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○麻しん :4月に入ってから県内で成人麻しん患者8名、小児の麻しん患者5名の報告がありました(定 点以外の報告含む)。麻しんの流行は関東地区から関西、中国地区へ拡がっていますので注 意してください。
○ヘルパンギーナ :今週は中部で患者報告数が増加しました。今後急速に県内全域に流行が拡大すると予測さ れますので動向に注意してください。
○A群溶連菌咽頭炎 :昨年末から東部・中部を中心として大きな規模の流行が続いています。
○感染性胃腸炎 :主にA群ロタウイルスによる流行が患者数の増減を繰り返しながら1月から続いています。
○水痘 :今週の患者報告数は全県で減少か横這い状態ですが、5、6月は流行シーズンですの注意し てください。
○咽頭結膜熱 :東部で患者報告数が増加し、流行の兆しが伺えます。今後夏に向かい流行すると思われます。
○インフルエンザ :県内での流行はほぼ終息しました。
3)主な病原体の分離状況等
 手足口病、ヘルパンギーナからコクサッキーA6型が分離され、感染性胃腸炎からA群ロタウイルス、アストロ ウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 横這 横這 横這
咽頭結膜熱 減少 横這 減少 横這 ×
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 増加 横這
感染性胃腸炎 横這 減少 横這 横這
水痘 横這 横這 減少 横這
ヘルパンギーナ 増加 横這 増加 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
感染性胃腸炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター