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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2007年 第14週 (4/2〜4/8) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :今週の全県の患者報告数はピーク時の1/2に減少しましたが、今まで流行がなかった隠岐 地域が逆に増加して流行する兆しが見えます。また、県内全域で引き続き流行しますので今 後も感染予防に気をつけてください。
○咽頭結膜熱 :松江・出雲圏域で小規模な流行が続いています。今後夏に向かい流行が全県に拡大すると 思われますので動向を見守る必要があります。
○水痘 :県内全域で小規模な流行が続いています。
○感染性胃腸炎 :患者報告数は1月以降は横這い状態です。主にA群ロタウイルスによる流行が県内全域で 続いていますので、手洗等の感染予防対策に心掛けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :ピーク時と比較して1/2の患者報告数となりましたが、依然県内全域で流行が続いています。
○流行性耳下腺炎 :県内全域で約1年間続いた大きな規模の流行は減少しつつあります。
3)主な病原体の分離状況等
 インフルエンザから主にA香港型が分離され、B型、Aソ連型も分離されています。咽頭結膜熱からアデノウイ ルス1、2、5型が、扁桃腺炎等からコクサッキーウイルスB4型が分離され、感染性胃腸炎からA群ロタウイルス、 腸管アデノウイルス、ノロウイルス(GII)が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 減少 減少 減少 減少
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 報告なし ×
A群溶連菌咽頭炎 減少 減少 横這 横這
感染性胃腸炎 横這 増加 減少 横這
水痘 横這 横這 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 横這
インフルエンザ流行情報
流行の推移急増:急増 増加:増加傾向 急減:急減 減少:減少傾向 横這:横這 報告なし:報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
インフルエンザ発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
感染性胃腸炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター