今週の報告はありませんでした。

○インフルエンザ ：春休みに入り患者報告数は減少し、流行のピークを越えたものと思われます。しかし、依然 県内全域で流行していますので今後も感染予防に気をつけてください。
○咽頭結膜熱 ：松江・出雲圏域で小規模な流行が起こっています。今後夏に向かい流行が拡大すると思わ れますので動向を見守る必要があります。
○水痘 ：県内全域で小規模な流行が続いています。
○感染性胃腸炎 ：ピーク時と比較して1/2の患者報告数となり、1月以降は横這い状態です。主にＡ群ロタウ イルスによる流行が県内全域で続いていますので、手洗等の感染予防対策に心掛けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 ：ピーク時と比較して1/2の患者報告数となりましたが、依然県内全域で小規模な流行が続 いています。
○流行性耳下腺炎 ：県内全域で約１年間続いた大きな規模の流行は終息しつつあります。

　インフルエンザから主にＡ香港型が分離され、B型、Ａソ連型も分離されています。扁桃腺炎等からコクサッキー ウイルスB4型が分離され、感染性胃腸炎からＡ群ロタウイルス、腸管アデノウイルス、ノロウイルス(GII)が検出 されています。

流行の推移： ：急増 ：増加傾向 ：急減 ：減少傾向 ：横這 ：報告なし
　今週：◎流行、○：やや流行、△散発、×：患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。