トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症対策 > 感染症情報トップ > 週報
動向調査トップカレンダー疾患別感染症 週報グラフ一覧
前週へ 島根県感染症情報(週報) 2007年 第9週 (2/26〜3/4) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :県内全域でA香港型ウイルスが流行し、B型ウイルスの流行もみられます。今週は東部・ 中部地域で患者報告数が増加し、全県で17校で閉鎖措置がありました。今後も流行が続きま すので予防に気をつける必要があります。
○感染性胃腸炎 :昨年末の大規模なノロウイルスによる流行は縮小し、A群ロタウイルスによる小規模な流 行が起こっています。手洗等の感染予防対策に心掛けてください。
○水痘 :患者報告数は昨年末のピーク時と比較し半減しましたが、依然、県内全域で流行が続いて います。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域で増減を繰り返しながら最大規模の流行が続いています。今後も流行が続くと思 われますので手洗、うがい等の感染予防に気をつけてください。
○流行性耳下腺炎 :ほぼ2年間、県内全域で続いた大規模な流行は縮小しつつあります。
3)主な病原体の分離状況等
 インフルエンザから主にA香港型が分離され、B型ウイルスも少数分離されています。感染性胃腸炎ではA群ロ タウイルス、腸管アデノウイルス、ノロウイルス(GII)が検出され、咽頭結膜熱からアデノウイルス1型と5型が、 手足口病からエンテロウイルス71型が分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 増加 増加 増加 横這
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 横這 横這
感染性胃腸炎 横這 横這 増加 横這
水痘 横這 減少 横這 横這
RSウイルス感染症 減少 減少 横這 × 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 横這 ×
インフルエンザ流行情報
流行の推移急増:急増 増加:増加傾向 急減:急減 減少:減少傾向 横這:横這 報告なし:報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター