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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2007年 第2週 (1/8〜1/14) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :患者報告数はピーク時の1/2に減少しましたが、依然流行していますので、手洗等の感染 予防対策を行ってください。
○インフルエンザ :今週は東・中・西部で数名の患者報告がありました。また、中部の中学校1校が学年閉鎖 し、患者2名からB型ウイルスが検出されています。今後流行が拡大しますので予防に気をつ けることと動向を見守る必要があります。
○A群溶連菌咽頭炎 :過去10年間で最大規模の流行が12月をピークに半減しましたが、依然県内全域で流行して います。今後も手洗、うがい等の感染予防に気をつけてください。
○水痘 :全県で主に4歳以下の小児で流行しています。今週は東・西部で患者報告数が減少してい ますが、今後も流行は続きますので注意する必要があります。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が県内全域で継続して起こっています。
3)主な病原体の分離状況等
 感染性胃腸炎患者からはノロウイルス(GII)が検出され、無菌性髄膜炎からエンテロウイルス71型とエコー30型 ウイルスが、ヘルパンギーナからはコクサッキーB5型ウイルスが、手足口病、発疹症からエンテロウイルス71型 が、咽頭結膜熱からアデノウイルス2型、3型が分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 減少 横這 減少 横這
感染性胃腸炎 減少 横這 減少 減少
水痘 減少 減少 横這 減少
手足口病 減少 減少 減少 × 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター