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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第52週 (12/25〜12/31) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 劇症型溶血性レンサ球菌感染症が1件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :11月中旬のピーク時より患者報告数は1/2に減少していますが、依然県内全域で流行して います。今後も継続して流行しますので、手洗等の感染予防対策を行ってください。
○RSウイルス感染症 :今週は先週に引き続き松江、出雲、益田医療圏域から報告があり、流行しています。
○A群溶連菌咽頭炎 :過去10年間で最も大きな流行となっています。手洗、うがい等の感染予防に気をつけてく ださい。
○手足口病 :4歳以下の小児を中心に全県で流行が拡大しています。
○水痘 :全県で主に4歳以下の小児で流行し、ピークに達しています。今後も流行が続きますので 注意する必要があります。
○流行性耳下腺炎 :ほぼ1年間、全国の中でも大きな規模の流行が県内全域で続いています。
3)主な病原体の分離状況等
 感染性胃腸炎患者からはノロウイルス(GII)、腸管アデノウイルスが検出され、ヘルパンギーナからはコクサッ キーB5型ウイルスが、手足口病、無菌性髄膜炎、発疹症からエンテロウイルス71型が、咽頭結膜熱からアデノウ イルス2型、3型が分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 報告なし × 横這 × 横這
A群溶連菌咽頭炎 横這 減少 横這 横這
感染性胃腸炎 減少 減少 減少 横這
水痘 増加 増加 増加 横這
手足口病 横這 増加 減少 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター