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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
劇症型溶血性レンサ球菌感染症が1件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎
:11月中旬のピーク時より患者報告数は1/2に減少していますが、依然県内全域で流行して
います。今後も継続して流行しますので、手洗等の感染予防対策を行ってください。
○RSウイルス感染症 :今週は先週に引き続き松江、出雲、益田医療圏域から報告があり、流行しています。
○A群溶連菌咽頭炎 :過去10年間で最も大きな流行となっています。手洗、うがい等の感染予防に気をつけてく ださい。
○手足口病 :4歳以下の小児を中心に全県で流行が拡大しています。
○水痘 :全県で主に4歳以下の小児で流行し、ピークに達しています。今後も流行が続きますので 注意する必要があります。
○流行性耳下腺炎 :ほぼ1年間、全国の中でも大きな規模の流行が県内全域で続いています。
3)主な病原体の分離状況等
○RSウイルス感染症 :今週は先週に引き続き松江、出雲、益田医療圏域から報告があり、流行しています。
○A群溶連菌咽頭炎 :過去10年間で最も大きな流行となっています。手洗、うがい等の感染予防に気をつけてく ださい。
○手足口病 :4歳以下の小児を中心に全県で流行が拡大しています。
○水痘 :全県で主に4歳以下の小児で流行し、ピークに達しています。今後も流行が続きますので 注意する必要があります。
○流行性耳下腺炎 :ほぼ1年間、全国の中でも大きな規模の流行が県内全域で続いています。
感染性胃腸炎患者からはノロウイルス(GII)、腸管アデノウイルスが検出され、ヘルパンギーナからはコクサッ
キーB5型ウイルスが、手足口病、無菌性髄膜炎、発疹症からエンテロウイルス71型が、咽頭結膜熱からアデノウ
イルス2型、3型が分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
インフルエンザ | △ | × | × | △ |
A群溶連菌咽頭炎 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
感染性胃腸炎 | ◎ | ○ | ◎ | ◎ |
水痘 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
手足口病 | ◎ | ◎ | △ | △ |
流行性耳下腺炎 | ○ | ○ | ○ | △ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし