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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第50週 (12/11〜12/17) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 ウイルス性肝炎が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :依然全県で流行しています。今週の患者報告数は東部、中部が減少傾向に、西部、隠岐が 増加傾向を示しています。今後も継続して流行しますので、手洗等の感染予防対策を行って ください。
○インフルエンザ :雲南圏域から2件の報告がありました。
○RSウイルス感染症 :東部、中部から報告があり、流行しています。
○A群溶連菌咽頭炎 :過去10年間で最も大きな流行となっています。手洗、うがい等の感染予防に気をつけてください。
○手足口病 :隠岐を除く全県で、小流行が続いています。
○水痘 :主に4歳以下の小児を対象に全県で流行しています。流行シーズンですので注意する必要 があります。
○流行性耳下腺炎 :全国の中でも大きな規模の流行が県内全域で昨年末から継続しています。
3)主な病原体の分離状況等
 感染性胃腸炎患者からはノロウイルス(GII)、腸管アデノウイルスが検出され、全県でノロウイルスによる集団 感染が多発しています。また、手足口病、無菌性髄膜炎、発疹症からエンテロウイルス71型が、咽頭結膜熱から アデノウイルス2型、3型が分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 横這 × 横這 報告なし ×
A群溶連菌咽頭炎 横這 増加 横這 横這
感染性胃腸炎 減少 減少 減少 増加
水痘 増加 増加 増加 増加
手足口病 増加 横這 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター