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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第49週 (12/4〜12/10) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 腸管出血性大腸菌感染症が1件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :今週の患者報告数は東部、中部が減少傾向に、隠岐が増加傾向を示していますが、依然全 県で流行しています。今後も継続して流行すると考えられますので、手洗等の感染予防対策 を行ってください。
○RSウイルス感染症 :東部、中部で患者報告が出始めました。今後流行しますので注意する必要があります。
○A群溶連菌咽頭炎 :東部、中部の患者報告数が増加しています。手洗、うがい等の感染予防に気をつけてください。
○手足口病 :中部で流行しているほか、東部の報告数が増加しています。今後の動向を見守る必要があ ります。
○水痘 :全県で流行しています。流行シーズンですので注意する必要があります。
○流行性耳下腺炎 :全国の中でも大きな規模の流行が県内全域で昨年末から継続しています。
3)主な病原体の分離状況等
 中部の手足口病からエンテロウイルス71型が分離されています。咽頭結膜熱からアデノウイルス2型、3型、無 菌性髄膜炎からはエコー30型ウイルスが分離されています。感染性胃腸炎患者からはノロウイルス(GII)、腸管ア デノウイルスが検出され、全県でノロウイルスによる集団食中毒が多発しています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 × 横這 × 報告なし × 報告なし ×
A群溶連菌咽頭炎 増加 増加 増加 横這
感染性胃腸炎 減少 減少 減少 横這
水痘 増加 増加 横這 横這
手足口病 増加 増加 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 増加 減少 減少

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター