トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症対策 > 感染症情報トップ > 週報
動向調査トップカレンダー疾患別感染症 週報グラフ一覧
前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第44週 (10/30〜11/5) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 腸管出血性大腸菌感染症が1件(O157:浜田圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :いままで報告の少なかった東部・西部でも増加し、全県で流行しています。今後も更に拡 大すると思われますので、手洗い等の感染予防に気をつけてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :冬季の流行期に向かい、徐々に報告患者数が増加してきています。
○手足口病 :中部を中心に起こっていた小流行は減少しつつあります。
○咽頭結膜熱 :流行は横這い状態ですが、例年冬季にも流行しますので注意してください。
○水痘 :徐々に患者報告数が増加してきています。例年年末にかけ流行しますので、今後さらに増 加する見込みです。
○流行性耳下腺炎 :例年と比較して規模の大きな流行が県内全域で起こっており、全国と比べても高いレベル にあります。
3)主な病原体の分離状況等
 流行中の感染性胃腸炎患者からノロウイルス(GI,GII)、腸管アデノウイルスが検出されています。発疹症から エコーの18型ウイルス、無菌性髄膜炎からはエコー30型ウイルスが分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 横這 ×
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 横這 増加
感染性胃腸炎 増加 増加 横這 増加
水痘 横這 横這 横這 横這
手足口病 横這 横這 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 減少

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター