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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
日本紅斑熱が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎
:出雲圏域で報告数が急増し、大きな流行が起こっています。患者からノロウイルスが検出
されており、今後さらに拡大が懸念されますので、感染予防に注意する必要があります。
○A群溶連菌咽頭炎 :報告患者数は横這い状態ですが、今後冬季に向かい流行すると思われます。
○手足口病 :今年は夏季に大きな流行はしませんでした。今週は報告患者数も数名となり、9月の小流 行もほぼ終息しました。
○水痘 :例年より2〜3週早めに報告患者数が増加しつつあります。今後、年末をピークとして報告 数が増加しますので、今後の動向に注意する必要があります。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が県内全域で続き、特に隠岐圏域では大きな流行 になっています。また松江圏域で増加傾向にあります。
○RSウイルス感染症 :例年この時期から流行し始めますので、今後の動向に注意する必要があります。
3)主な病原体の分離状況等
○A群溶連菌咽頭炎 :報告患者数は横這い状態ですが、今後冬季に向かい流行すると思われます。
○手足口病 :今年は夏季に大きな流行はしませんでした。今週は報告患者数も数名となり、9月の小流 行もほぼ終息しました。
○水痘 :例年より2〜3週早めに報告患者数が増加しつつあります。今後、年末をピークとして報告 数が増加しますので、今後の動向に注意する必要があります。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が県内全域で続き、特に隠岐圏域では大きな流行 になっています。また松江圏域で増加傾向にあります。
○RSウイルス感染症 :例年この時期から流行し始めますので、今後の動向に注意する必要があります。
咽頭結膜熱及び咽頭炎からはアデノ3型ウイルス、手足口病からはコクサッキーA16型ウイルス、無菌性髄膜炎
からはエコー30型ウイルスが分離されています。また、感染性胃腸炎からノロウイルス(GI、GII)、腸管アデノウ
イルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
咽頭結膜熱 | △ | △ | × | △ |
A群溶連菌咽頭炎 | ○ | ○ | ○ | ○ |
感染性胃腸炎 | ○ | ◎ | ◎ | △ |
水痘 | △ | △ | △ | △ |
手足口病 | △ | △ | △ | × |
流行性耳下腺炎 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし