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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第39週 (9/25〜10/1) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 レジオネラ症が1件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱 :報告患者数が各地域で数名となりましたので、今回の流行はほぼ終息したと考えられます。
○A群溶連菌咽頭炎 :報告数が増加しつつあります。今後冬季に向かいさらに増加すると思われます。
○手足口病 :今年は夏季に大きな流行はしませんでしたが、過去には秋から冬にかけて流行した例があ り今後の動向を見守る必要があります。。
○水痘 :9月上旬に最少となった報告数も徐々に増加しつつあります。この疾患は冬季と初夏に流 行しますので、今後の動向に注意する必要があります。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が県内全域で続き、特に隠岐では大きな流行になっ ています。
○感染性胃腸炎 :全県で患者報告数がやや増加してきました。冬季に流行する疾患ですので、今後の動向に 注意する必要があります。
○RSウイルス感染症 :例年この時期から患者報告が増加し始めます。今週は今シーズン初の報告が1件ありました。
3)主な病原体の分離状況等
 咽頭結膜熱からはアデノ3型ウイルス、手足口病からはコクサッキーA16型ウイルス、無菌性髄膜炎からはエコー 30、18型ウイルスが、ヘルパンギーナからはコクサッキーA4、A10、A5型が分離されています。また、感染性胃腸 炎から腸管アデノウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 減少 減少 減少 横這
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 横這 横這
水痘 横這 横這 横這 横這
ヘルパンギーナ 横這 横這 横這 横這 ×
手足口病 横這 横這 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 増加 横這 減少

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
ヘルパンギーナ発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター