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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱
:今週は先週に引き続き報告患者数は各地域で急減しています。9月から10月は患者発生の
少ないシーズンですので、このまま減少するものと思われます。
○A群溶連菌咽頭炎 :現在の患者報告数は数名ですが、冬季に向かい徐々に増加すると思われます。
○手足口病 :例年に比べ今年は報告数が少なく大きな流行が発生していませんが、過去には秋から冬に かけて流行した例もあります。
○水痘 :患者発生の最も少ないシーズンですが、この疾患は冬季と初夏に流行しますので、今後の 動向に注意する必要があります。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が県内全域で続き、特に隠岐では大きな流行になっ ています。
○感染性胃腸炎 :東部を中心に患者報告数がやや増加してきました。今後の動向に注意する必要があります。
3)主な病原体の分離状況等
○A群溶連菌咽頭炎 :現在の患者報告数は数名ですが、冬季に向かい徐々に増加すると思われます。
○手足口病 :例年に比べ今年は報告数が少なく大きな流行が発生していませんが、過去には秋から冬に かけて流行した例もあります。
○水痘 :患者発生の最も少ないシーズンですが、この疾患は冬季と初夏に流行しますので、今後の 動向に注意する必要があります。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が県内全域で続き、特に隠岐では大きな流行になっ ています。
○感染性胃腸炎 :東部を中心に患者報告数がやや増加してきました。今後の動向に注意する必要があります。
咽頭結膜熱からはアデノ3型ウイルス、無菌性髄膜炎からはエコー30、18型ウイルスが、発疹症からはコクサッ
キーA9、A4型が、ヘルパンギーナからはコクサッキーA4、A10、A5型が分離されています。また、感染性胃腸炎か
ら腸管アデノウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
咽頭結膜熱 | ○ | ○ | △ | △ |
A群溶連菌咽頭炎 | △ | ○ | × | × |
水痘 | △ | △ | △ | △ |
ヘルパンギーナ | ○ | △ | △ | ○ |
手足口病 | ○ | △ | △ | △ |
流行性耳下腺炎 | ◎ | ○ | ○ | ○ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし