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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第37週 (9/11〜9/17) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱 :8月下旬から報告患者数が増加していましたが、今週は急減しています。9月から10月は患 者発生の少ないシーズンですので、このまま減少するものと思われます。
○A群溶連菌咽頭炎 :現在は最も患者の少ないシーズンですが、徐々に報告数の増加が見られます。
○手足口病 :2週前に急増した報告は、平常時程度にまで減少しました。
○水痘 :患者発生の最も少ないシーズンですが、松江圏域で報告数が増加しており、今後の動向に 注意する必要があります。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が続いています。特に隠岐圏域では過去10年で最 大の流行となっています。
○ヘルパンギーナ :夏期に流行しましたが、終息しました。
3)主な病原体の分離状況等
 咽頭結膜熱からはアデノ3型ウイルス、無菌性髄膜炎からはエコー30、18型ウイルスが、発疹症からはコクサッ キーA9型が、ヘルパンギーナからはコクサッキーA4、A10、A5型が分離されています。また、感染性胃腸炎から腸 管アデノウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 減少 減少 減少 横這 ×
A群溶連菌咽頭炎 横這 減少 横這 増加
水痘 横這 増加 横這 横這
ヘルパンギーナ 横這 横這 横這 × 横這
手足口病 横這 横這 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 減少

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
ヘルパンギーナ発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター