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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第36週 (9/4〜9/10) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 腸管出血性大腸菌感染症が1件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱 :今週は東部で患者報告数が増加し、全県的にも増加傾向にありますが、9月から10月は患 者発生の少ないシーズンになりますので、大きな流行にはならないと思われます。
○手足口病 :先週急増した西部の報告は、今週はやや減少しました。西部から中部にかけて小流行が起 こっていますので今後の動向に注意する必要があります。
○ヘルパンギーナ :例年と同様に7月をピークに夏季に流行しましたが、ほぼ終息しました。
○伝染性紅斑 :過去10年間で最大規模の流行でしたが、終息しました。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が続いています。東部では減少傾向にありますが、 他地区では流行が続いています。
○無菌性髄膜炎 :数週間中部地区で10歳以下の小児患者の報告が続いていましたが、3週間続けて患者報告 がありませんので流行期を過ぎたと思われます。
3)主な病原体の分離状況等
 無菌性髄膜炎からはエコー30、18型ウイルスが、発疹症からはコクサッキーA9型が、ヘルパンギーナからはコ クサッキーA4、A10、A5型が分離されています。また、感染性胃腸炎から腸管アデノウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 増加 増加 横這 横這
ヘルパンギーナ 横這 横這 横這 横這
手足口病 横這 横這 横這 横這
伝染性紅斑 減少 横這 × 横這 横這 ×
流行性耳下腺炎 横這 減少 横這 横這
無菌性髄膜炎 横這 × 報告なし × 横這 × 報告なし ×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
咽頭結膜熱発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
伝染性紅斑発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 無菌性髄膜炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター