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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第34週 (8/21〜8/27) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱 :ピーク時と比較して患者報告数は1/3に減少しましたが、ここ数週間は横這い状態が続い ています。
○ヘルパンギーナ :主に1,2歳の小児を中心に流行していましたが、ほぼ終息しつつあります。
○手足口病 :夏季に流行しやすい疾患ですが、今年はまだ大きな流行は起きていません。今週は西部で 患者報告数が増加していますので要注意です。
○伝染性紅斑 :過去10年間で最大規模の流行でしたが、ほぼ終息しました。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が続いています。東部では減少傾向にありますが、 他地区では流行が続き、特に隠岐地区では増加傾向にあります。
○無菌性髄膜炎 :今週は患者報告はありませんでしたが、ここ数週間中部地区で10歳以下の小児患者の報告 があります。
3)主な病原体の分離状況等
 無菌性髄膜炎からはコクサッキーA4型、エコー18型、30型ウイルスが、ヘルパンギーナからは主にコクサッキ ーA4型、その他にコクサッキーA5型、A10型ウイルスが、、咽頭結膜熱からはアデノウイルス3型が、発疹症から はコクサッキーA4型、A9型が分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 横這 横這 増加 横這
ヘルパンギーナ 減少 減少 減少 横這
手足口病 横這 横這 横這 横這
伝染性紅斑 横這 横這 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 横這
無菌性髄膜炎 横這 × 報告なし × 横這 × 報告なし ×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
咽頭結膜熱発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
伝染性紅斑発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 無菌性髄膜炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター