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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第33週 (8/14〜8/20) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 腸管出血性大腸菌感染症が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱 :ピーク時と比較して患者報告数は1/3に減少しましたが、ここ数週間は横這い状態が続いて います。
○A群溶連菌咽頭炎 :10歳以下の小児を対象に流行しています。今週は東部で報告患者数の増加がみられました。
○ヘルパンギーナ :主に1,2歳の小児を中心に流行していましたが、ほぼ終息してきました。
○伝染性紅斑 :過去10年間で最大規模の流行でしたが、終息しつつあります。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が10歳以下の小児を中心に全県で続いています。
○無菌性髄膜炎 :中部地区で10歳以下の小児患者の報告が続いています。
3)主な病原体の分離状況等
 無菌性髄膜炎からはコクサッキーA4型、エコー18型、30型ウイルスが、ヘルパンギーナからは主にコクサッキー A4型、その他にA5型、A10型ウイルスが、、咽頭結膜熱からはアデノウイルス3型が、発疹症からはコクサッキー A4型、A9型が分離されています。また、8月になってから細菌性の感染症患者から腸管出血性大腸菌O157、 O26が分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 横這 減少 横這 横這
ヘルパンギーナ 減少 減少 減少 横這
手足口病 横這 横這 × 横這 × 横這
伝染性紅斑 横這 横這 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 横這
無菌性髄膜炎 横這 報告なし × 横這 報告なし ×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
咽頭結膜熱発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
伝染性紅斑発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 無菌性髄膜炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター