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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
腸管出血性大腸菌感染症(O26)が1件(大田圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱
:県内全域で報告患者数が減少しつつありますが、依然流行状態が続いています。
○ヘルパンギーナ :主に1,2歳の小児を中心に流行していますが、徐々に減少しつつあります。
○伝染性紅斑 :過去10年間で最大規模の流行でしたが、終息しつつあります。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が10歳以下の小児を中心に全県で続いています。
○無菌性髄膜炎 :中部地区で小児患者の報告が続いています。
3)主な病原体の分離状況等
○ヘルパンギーナ :主に1,2歳の小児を中心に流行していますが、徐々に減少しつつあります。
○伝染性紅斑 :過去10年間で最大規模の流行でしたが、終息しつつあります。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が10歳以下の小児を中心に全県で続いています。
○無菌性髄膜炎 :中部地区で小児患者の報告が続いています。
無菌性髄膜炎からはエコー18型、30型ウイルスが、ヘルパンギーナからは主にコクサッキーA4型、その他にA5
型、A10型ウイルスが、咽頭結膜熱からはアデノウイルス3型が、発疹症からはコクサッキーA9型、A4型が分離さ
れています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
咽頭結膜熱 | ◎ | ◎ | △ | △ |
ヘルパンギーナ | ◎ | ○ | ◎ | ○ |
手足口病 | ○ | △ | × | △ |
伝染性紅斑 | ○ | △ | △ | △ |
流行性耳下腺炎 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
無菌性髄膜炎 | △ | × | △ | × |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし