トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症対策 > 感染症情報トップ > 週報
動向調査トップカレンダー疾患別感染症 週報グラフ一覧
前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第31週 (7/31〜8/6) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 腸管出血性大腸菌感染症が1件(松江圏域)、レジオネラ症が1件(松江圏域) 報告されています。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱 :県内全域で報告患者数が減少しています。ピーク時と比較して報告患者数は1/3に減少し ましたが、夏季に流行しやすいので今後も注意する必要があります。
○A群溶連菌咽頭炎 :報告数の多い状態が続いていましたが、ピーク時の1/3と減少してきました。
○ヘルパンギーナ :ピーク時に比べ報告数は半減しました。今後徐々に減少していくものと思われます。
○水痘 :初夏の流行が過ぎ報告患者数は全県で減少しつつあります。
○伝染性紅斑 :最大規模の流行は終息しつつありますが、中部で報告数の増加が見られます。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が10歳以下の小児を中心に全県で続いています。
○無菌性髄膜炎 :中部地区で6週間前から数件の小児患者の報告が続いています。
3)主な病原体の分離状況等
 無菌性髄膜炎からエコー18型、30型ウイルス、ヘルパンギーナからコクサッキーA4型、A5型、A10型ウイルス、 咽頭結膜熱からアデノウイルス3型、発疹症からコクサッキーA9型ウイルスが分離され、感染性胃腸炎から腸管ア デノウイルスが検出されています。また、松江で発生した感染症散発事例から腸管出血性大腸菌O157が分離され ています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 減少 減少 減少 横這
A群溶連菌咽頭炎 減少 減少 減少 減少 ×
ヘルパンギーナ 減少 減少 減少 横這
水痘 横這 横這 減少 横這
伝染性紅斑 横這 横這 × 増加 減少
流行性耳下腺炎 横這 横這 減少 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター