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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
腸管出血性大腸菌感染症が1件(松江圏域)、レジオネラ症が1件(松江圏域)
報告されています。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱
:県内全域で報告患者数が減少しています。ピーク時と比較して報告患者数は1/3に減少し
ましたが、夏季に流行しやすいので今後も注意する必要があります。
○A群溶連菌咽頭炎 :報告数の多い状態が続いていましたが、ピーク時の1/3と減少してきました。
○ヘルパンギーナ :ピーク時に比べ報告数は半減しました。今後徐々に減少していくものと思われます。
○水痘 :初夏の流行が過ぎ報告患者数は全県で減少しつつあります。
○伝染性紅斑 :最大規模の流行は終息しつつありますが、中部で報告数の増加が見られます。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が10歳以下の小児を中心に全県で続いています。
○無菌性髄膜炎 :中部地区で6週間前から数件の小児患者の報告が続いています。
3)主な病原体の分離状況等
○A群溶連菌咽頭炎 :報告数の多い状態が続いていましたが、ピーク時の1/3と減少してきました。
○ヘルパンギーナ :ピーク時に比べ報告数は半減しました。今後徐々に減少していくものと思われます。
○水痘 :初夏の流行が過ぎ報告患者数は全県で減少しつつあります。
○伝染性紅斑 :最大規模の流行は終息しつつありますが、中部で報告数の増加が見られます。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が10歳以下の小児を中心に全県で続いています。
○無菌性髄膜炎 :中部地区で6週間前から数件の小児患者の報告が続いています。
無菌性髄膜炎からエコー18型、30型ウイルス、ヘルパンギーナからコクサッキーA4型、A5型、A10型ウイルス、
咽頭結膜熱からアデノウイルス3型、発疹症からコクサッキーA9型ウイルスが分離され、感染性胃腸炎から腸管ア
デノウイルスが検出されています。また、松江で発生した感染症散発事例から腸管出血性大腸菌O157が分離され
ています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
咽頭結膜熱 | ◎ | ◎ | ○ | △ |
A群溶連菌咽頭炎 | ○ | ○ | ○ | × |
ヘルパンギーナ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
水痘 | ○ | ○ | ○ | △ |
伝染性紅斑 | ○ | × | ◎ | △ |
流行性耳下腺炎 | ◎ | ○ | ○ | ○ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし