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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第30週 (7/24〜7/30) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱 :県内全域で報告患者数が減少しています。ピーク時と比較して1/3に減少しましたが、夏 季に流行しやすいので今後も注意する必要があります。
○A群溶連菌咽頭炎 :年間途切れることなく流行していますが、夏季に入り報告患者数はピーク時の1/3と減少 してきました。
○ヘルパンギーナ :県内全域で大規模に流行しています。患者は主に4歳以下の小児で、保育所等の集団生活 の場で感染しています。
○水痘 :初夏の流行期も峠を越え、報告患者数は全県で減少しています。
○伝染性紅斑 :過去10年間で最大規模の流行が全県で続いていましたが、終息しつつあります。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が10歳以下の児童を対象に全県で続いています。
○無菌性髄膜炎 :中部地区で数週間前から報告患者数が増加しています。
3)主な病原体の分離状況等
 無菌性髄膜炎からエコー30型ウイルスが、発疹症からコクサッキーA9型ウイルスが、ヘルパンギーナからコク サッキーキーA4型、A5型、A10型ウイルスが分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 減少 横這 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 減少 減少 減少 横這
ヘルパンギーナ 横這 減少 減少 横這
水痘 減少 横這 減少 横這
伝染性紅斑 減少 横這 減少 減少
流行性耳下腺炎 減少 減少 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター