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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第29週 (7/17〜7/23) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 梅毒が1件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱 :県内全域で流行しており、今週は松江圏域で患者報告数がやや増加しています。この疾患 は夏季に流行しやすいので今後も注意する必要があります。
○A群溶連菌咽頭炎 :継続して大きな流行が続いていますが、患者報告数はピーク時の半数となりました。
○ヘルパンギーナ :流行のピークは過ぎたようですが、松江・出雲圏域では主に4歳以下の小児が保育所等の 集団生活の場で感染しています。
○水痘 :初夏の流行期も峠を越え、患者報告数は全県で減少しています。
○伝染性紅斑 :過去10年間で最大規模の流行が全県で続いていましたが、終息しつつあります。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が主に10歳以下の児童を対象に全県で続いて おり、特に隠岐圏域の報告数が増加しています。
3)主な病原体の分離状況等
 発疹症からコクサッキーA9型ウイルスが、ヘルパンギーナからコクサッキーキーA4型、A5型、A10型ウイルスが 分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 横這 横這 減少 横這
A群溶連菌咽頭炎 減少 減少 横這 横這
ヘルパンギーナ 横這 横這 減少 横這
水痘 減少 減少 減少 横這
伝染性紅斑 減少 減少 減少 × 横這
流行性耳下腺炎 増加 横這 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター