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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第28週 (7/10〜7/16) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 アメーバ赤痢が1件(出雲圏域)、ウイルス性肝炎が1件(出雲圏域)、 レジオネラ症が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱 :県内全域で患者報告数が減少しています。ピーク時と比較して患者報告数は1/3に減少し ましたが、この疾患は夏季に流行しやすいので今後も注意する必要があります。
○A群溶連菌咽頭炎 :例年この時期から患者報告数は減少に転じますが、依然増減を繰り返しながら大きな流行 が県内全域で続いています。
○ヘルパンギーナ :全国で流行しています。県内では松江・出雲圏域を中心に主に4歳以下の小児で流行し、 ピークとなっています。
○水痘 :初夏の流行期も峠を越え、今後減少しつつあります。
○伝染性紅斑 :過去10年間で最大規模の流行が全県で続いていましたが、減少しつつあります。
○流行性耳下腺炎 :依然、例年と比較して規模の大きな流行が全県で続いています。
3)主な病原体の分離状況等
 発疹症からコクサッキーA9型ウイルスが、ヘルパンギーナからコクサッキーキーA4型、A5型ウイルスが分離さ れています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 減少 減少 減少 減少
A群溶連菌咽頭炎 減少 減少 横這 横這
ヘルパンギーナ 増加 増加 増加 横這
水痘 減少 減少 横這 横這
伝染性紅斑 減少 減少 減少 横這
流行性耳下腺炎 増加 横這 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター