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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第26週 (6/26〜7/2) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 腸管出血性大腸菌感染症が1件(雲南圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :県内の患者報告がほとんどなくなり、終息しました。
○咽頭結膜熱 :全国と比較し規模の大きな流行が昨年から続いています。今後も全国的に流行すると予測 されていますので注意が必要です。
○手足口病 :夏季に流行しやすい疾患ですが、目立った流行はありません。
○ヘルパンギーナ :全国で流行しています。県内では主に4歳以下の小児で急増しています。この疾患は7月下 旬をピークに流行しますので注意が必要です。
○水痘 :初夏の流行期も峠を越え、今後減少していくと思われます。
○伝染性紅斑 :過去10年間で最大規模の流行が全県で続いています。今後の動向に注意が必要です。
○流行性耳下腺炎 :例年と比較して規模の大きな流行が全県で続いています。
3)主な病原体の分離状況等
 発疹症から、コクサッキーA9型ウイルスが主に分離されているほか、コクサッキーA4型、エコー16型ウイルス が分離されています。感染性胃腸炎から食中毒の原因となるカンピロバクターや腸管出血性大腸菌が分離される ようになりました。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 横這 × 横這 × 横這
咽頭結膜熱 減少 横這 横這 横這
手足口病 横這 横這 横這 × 横這
ヘルパンギーナ 増加 増加 増加 横這
水痘 減少 減少 横這 横這
伝染性紅斑 減少 減少 横這 増加

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
ヘルパンギーナ発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター