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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第24週 (6/12〜6/18) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 日本紅斑熱が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :県内全域で少数の患者報告が数週間続いていますが、まもなく終息すると思われます。
○咽頭結膜熱 :全県で主に4歳以下の小児に流行しています。今後も全国的に流行すると予測されていま すので注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎 :昨年末から全県で流行が続いています。小児が多く感染していますので、うがい等の予防 が大切です。
○手足口病 :今週の患者報告数は少ないですが、徐々に報告数が増加しつつあります。この疾患は夏季 に流行しますので今後注意が必要です。
○ヘルパンギーナ :松江、出雲圏域で主に4歳以下の小児で急速に患者が増加しています。
○水痘 :東、中部を中心に全県で主に4歳以下の小児に流行しています。
○伝染性紅斑 :過去10年間では発生していない規模の大きな流行が全県で続いています。
○流行性耳下腺炎 :例年と比較して規模の大きな流行が全県で続いています。
3)主な病原体の分離状況等
 東部・中部で発疹症が流行しており、コクサッキーA9型およびエコー9型ウイルスが分離されています。咽頭結 膜熱からはアデノウイルス1,2,3型、また、インフルエンザ患者からB型(ビクトリア系)ウイルスが分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 横這 横這 横這
咽頭結膜熱 増加 増加 横這 増加
手足口病 横這 横這 横這 × 横這
ヘルパンギーナ 増加 増加 増加 横這
水痘 横這 増加 増加 横這
伝染性紅斑 横這 増加 減少 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
ヘルパンギーナ発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター