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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第21週 (5/22〜5/28) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 A型肝炎が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :県内全域で報告数が再び増加し、5/30日には浜田圏域の中学校で学年閉鎖が1校ありました。
○咽頭結膜熱 :全県で流行が続いており、今週は特に松江圏域で患者報告数が増加しています。今後も全 国的に流行すると予測されていますので注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎 :昨年末から全県で流行が続いています。今後も流行が続くと予測されますので注意が必要です。
○手足口病 :大田圏域の報告が多くなっています。
○ヘルパンギーナ :松江圏域の患者数が増加しており、流行し始めました。
○水痘 :5〜6月は水痘の流行期であり、東、中部を中心に全県で流行しています。
○伝染性紅斑 :昨年末から全県で流行が続いており、今後の動向に注意が必要です。
○流行性耳下腺炎 :患者報告数は減少しましたが、依然東・中部で小流行が続いています。
○マイコプラズマ肺炎 :隠岐圏域で流行しており、17件の報告がありました。
3)主な病原体の分離状況等
 インフルエンザ患者からB型(ビクトリア系)ウイルスが分離されています。また、県内の病院で咽頭炎患者から A群溶連菌が多く分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 横這 横這 横這
咽頭結膜熱 増加 増加 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 増加 横這
水痘 増加 増加 増加 横這
伝染性紅斑 横這 横這 減少 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 減少 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター