今週の報告はありませんでした。

○インフルエンザ ：第4週をピークに県内全域で患者報告数は激減しましたが、未だ学級閉鎖する学校もあり、 今後も小流行が続くと思われますので注意が必要です。
○感染性胃腸炎 ：昨年末のピークから患者報告は半減しましたが、今年に入って横這い状態が続いています。 現在はノロウイルスに替わりロタウイルスが流行していますので手洗い等の予防が必要です。
○水痘 ：県下全域で小流行が続くと思われます。患者は1〜4歳の小児が多数を占めています。
○咽頭結膜熱 ：今週は出雲、浜田圏域からの患者報告があり、患者数も増加しています。患者のほとんどが10 歳以下の小児で今後も小流行が続くと思われます。
○伝染性紅斑 ：1月中旬をピークに減少傾向でしたが、2月中旬から下げ止まり小流行が隠岐を除く県内で続 いています。
○流行性耳下腺炎 ：主に松江、雲南、出雲、大田圏域で流行が続いています。また、感染した患者のほとんどが10 歳以下の小児です。

　インフルエンザは主にＡ香港型ウイルスが分離されているほか、Ａソ連型も少数ですが分離されています。また、 県西部で迅速診断キットによりＢ型ウイルスが検出されており、今後の動向が注目されます。感染性胃腸炎からは A群ロタウイルスと腸管アデノウイルスが検出され、集団感染事例からA群およびＣ群ロタウイルスが検出されました。

流行の推移： ：急増 ：増加傾向 ：急減 ：減少傾向 ：横這 ：報告なし
　今週：◎流行、○：やや流行、△散発、×：患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。