トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症対策 > 感染症情報トップ > 週報
動向調査トップカレンダー疾患別感染症 週報グラフ一覧
前週へ 島根県感染症情報(週報) 2006年 第9週 (2/27〜3/5) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :第4週をピークに患者報告数は1/3に減少しましたが、学級閉鎖する学校もあり、今後も小流 行が続くと思われますので注意が必要です。
○感染性胃腸炎 :12月のピークから患者報告数は3/5に減少しましたが、依然流行が続いています。今後はノ ロウイルスに替わりロタウイルスの流行シーズンとなりますので手洗い等の予防が必要です。
○水痘 :流行は下げ止まり県下全域で小流行が続くと思われます。患者は1〜4歳の小児が多数を占め ています。
○咽頭結膜熱 :今週は松江、出雲、浜田圏域から報告があり、患者の全てが10歳以下の小児でした。
○伝染性紅斑 :1月中旬をピークに減少傾向にありましたが、先週から再び松江、出雲圏域で患者報告数が 増加しています。
○流行性耳下腺炎 :今年は例年と比較して大規模な流行が続いています。患者は10歳以下の小児です。
3)主な病原体の分離状況等
 インフルエンザは主にA香港型ウイルスが分離されているほか、Aソ連型も少数ですが分離されています。また、 県西部で迅速診断キットによりB型ウイルスが検出されており、今後の動向が注目されます。感染性胃腸炎からは A群ロタウイルスと腸管アデノウイルスが検出され、集団感染事例からA群およびC群ロタウイルスが検出されました。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 減少 減少 減少 減少
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 横這
咽頭結膜熱 増加 増加 横這 横這
水痘 横這 横這 横這 減少
伝染性紅斑 増加 増加 増加 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 横這
インフルエンザ流行情報
流行の推移急増:急増 増加:増加傾向 急減:急減 減少:減少傾向 横這:横這 報告なし:報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター