今週の報告はありませんでした。

○インフルエンザ ：県内全域で報告数が急激に増加し、閉鎖措置をとる学校も一気に多くなりました。今後1月 下旬から2月上旬をピークに流行が拡大すると思われます。
○感染性胃腸炎 ：12月の流行の後報告数が減少していましたが、再び増加に転じています。1月はノロウイル スによる胃腸炎が再び増加しますので手洗い等の予防が必要です。
○水痘 ：県内全域で1〜4歳の小児を中心に流行しています。
○咽頭結膜熱 ：出雲圏域の流行は減少傾向にあります。
○伝染性紅斑 ：過去10年と比較して最も大きな流行となっています。全国的には島根県が特異的に多く、鳥 取県の報告数も徐々に多くなってきています。
○流行性耳下腺炎 ：松江圏域、出雲圏域で報告数の増加が続いている他、鳥取県でも大きな流行となっています。

　インフルエンザは県内の各地区の患者からＡ香港型ウイルスが分離されています。また、西部からはＡソ連型ウ イルスが分離されました。感染性胃腸炎からはノロウイルスG2型が継続して検出されています。

流行の推移： ：急増 ：増加傾向 ：急減 ：減少傾向 ：横這 ：報告なし
　今週：◎流行、○：やや流行、△散発、×：患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。