⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
ウイルス性肝炎(B型)が1件(出雲圏域)、梅毒が1件(出雲圏域)、A型肝炎が
1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:県内全域で少数の患者報告がありました。まだ大規模な流行はしていませんが、年明けから
急激に患者数が増加することが予想されます。
○感染性胃腸炎 :報告患者数が急激に増加しており、県内全域で流行しています。12月から2月にかけての冬 季はノロウイルスによる胃腸炎が流行しますので手洗い等の予防が必要です。
○水痘 :県内全域で流行し、特に東部と西部の患者報告数が多くなってきています。冬季から春にか けて流行する疾患ですので注意しましょう。
○咽頭結膜熱 :先週に引き続き出雲圏域で流行し、浜田圏域でも増加傾向にあります。
○伝染性紅斑 :松江・雲南圏域で流行しています。流行年に当たっているため動向に注意しましょう。
○流行性耳下腺炎 :松江圏域で患者数の増加が続いているほか、出雲圏域でも流行しています。西部の報告数は 散発程度まで減少しています。
○RSウイルス感染症 :松江圏域からの報告が増加しており、また、西部からも報告されるようになっています。
3)主な病原体の分離状況等
○感染性胃腸炎 :報告患者数が急激に増加しており、県内全域で流行しています。12月から2月にかけての冬 季はノロウイルスによる胃腸炎が流行しますので手洗い等の予防が必要です。
○水痘 :県内全域で流行し、特に東部と西部の患者報告数が多くなってきています。冬季から春にか けて流行する疾患ですので注意しましょう。
○咽頭結膜熱 :先週に引き続き出雲圏域で流行し、浜田圏域でも増加傾向にあります。
○伝染性紅斑 :松江・雲南圏域で流行しています。流行年に当たっているため動向に注意しましょう。
○流行性耳下腺炎 :松江圏域で患者数の増加が続いているほか、出雲圏域でも流行しています。西部の報告数は 散発程度まで減少しています。
○RSウイルス感染症 :松江圏域からの報告が増加しており、また、西部からも報告されるようになっています。
感染性胃腸炎からはノロウイルスG2型が多く検出されています。インフルエンザはまだ大規模な流行はしていま
せんが、他県では患者からA香港型やAソ連型が検出されています。今後流行しますので体調を整え予防に気をつ
けましょう。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
インフルエンザ | ○ | △ | △ | △ |
感染性胃腸炎 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
咽頭結膜熱 | ◎ | △ | ◎ | ◎ |
水 痘 | ◎ | ◎ | ○ | ◎ |
伝染性紅斑 | ◎ | ○ | ◎ | ○ |
流行性耳下腺炎 | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし