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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
腸管出血性大腸菌感染症が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○ヘルパンギーナ
:流行も定点当たり0.5名以下となり終息しそうですが、秋に発生が続いた年もありますので、
しばらくは動向を見守る必要があります。
○手足口病 :全県で減少傾向にありますが、東部・中部では定点当たり1〜2名の患者の報告が続いています。
○咽頭結膜熱 :全県でほぼ終息しましたが、出雲圏域で小流行が残っています。
○流行性耳下腺炎 :県下全域で増減を繰り返しながら約20週間小流行が続いています。東部では報告数の増加が みられています。
○RSウイルス感染症 :冬期に流行するRSウイルス感染症の報告がみられるようになっています。
3)主な病原体の分離状況等
○手足口病 :全県で減少傾向にありますが、東部・中部では定点当たり1〜2名の患者の報告が続いています。
○咽頭結膜熱 :全県でほぼ終息しましたが、出雲圏域で小流行が残っています。
○流行性耳下腺炎 :県下全域で増減を繰り返しながら約20週間小流行が続いています。東部では報告数の増加が みられています。
○RSウイルス感染症 :冬期に流行するRSウイルス感染症の報告がみられるようになっています。
松江で大規模な病原性大腸菌による食中毒が発生しました。全国では細菌性食中毒は減少してきていますが、依
然温暖な気候が続いていますので食品の取扱いには注意しましょう。
手足口病からはコクサッキーA16型ウイルスが分離されています。また、エコー6型ウイルスが無菌性髄膜炎、感 染性胃腸炎、咽頭炎、熱性疾患などから分離されています。
手足口病からはコクサッキーA16型ウイルスが分離されています。また、エコー6型ウイルスが無菌性髄膜炎、感 染性胃腸炎、咽頭炎、熱性疾患などから分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
咽頭結膜熱 | △ | × | △ | △ |
感染性胃腸炎 | ○ | ○ | ○ | △ |
ヘルパンギーナ | ○ | △ | ○ | △ |
手足口病 | ○ | ○ | ○ | △ |
流行性耳下腺炎 | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
流行性角結膜炎 | △ | △ | × | × |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし