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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
日本紅斑熱が2件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○ヘルパンギーナ
:約20週間続いた流行も定点当たり5名以下となり終息しそうですが、秋に発生が続いた年も
ありますので、しばらくは動向を見守る必要があります。
○手足口病 :流行のピークは過ぎましたが、依然県内全域で例年より多い患者数が報告されています。
○咽頭結膜熱 :西部・隠岐はほぼ終息しましたが、東・中部は依然増減を繰り返しながら小流行が続いています。
○流行性耳下腺炎 :県下全域で約20週間小流行が続いていますので、今後の発生動向を見守る必要があります。
○流行性角結膜炎 :西部で流行していましたが、ほぼ終息しつつあります。
3)主な病原体の分離状況等
○手足口病 :流行のピークは過ぎましたが、依然県内全域で例年より多い患者数が報告されています。
○咽頭結膜熱 :西部・隠岐はほぼ終息しましたが、東・中部は依然増減を繰り返しながら小流行が続いています。
○流行性耳下腺炎 :県下全域で約20週間小流行が続いていますので、今後の発生動向を見守る必要があります。
○流行性角結膜炎 :西部で流行していましたが、ほぼ終息しつつあります。
8月から10月の行楽や農繁期に多く発生する日本紅斑熱患者が出雲圏域から報告されています。日本紅斑熱リケ
ッチアを保有するダニに刺されて感染する疾患ですので、できるだけ肌を出さないように心がけましょう。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
咽頭結膜熱 | ○ | △ | △ | △ |
感染性胃腸炎 | ○ | ○ | △ | △ |
ヘルパンギーナ | ○ | △ | ○ | ○ |
手足口病 | ○ | ○ | ○ | △ |
流行性耳下腺炎 | ○ | ○ | △ | ○ |
流行性角結膜炎 | × | × | × | × |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし