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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
腸管出血性大腸菌感染症(O157)が8件(益田圏域7件、大田圏域1件)、
日本紅斑熱が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○ヘルパンギーナ
:各地区とも報告数が減少してきましたが、依然流行は続いています。
○手足口病 :流行のピークは過ぎましたが、依然県内全域で例年より多い患者数が報告されています。
○咽頭結膜熱 :増減を繰り返しながら小流行し、横這い状態が続いています。
○流行性耳下腺炎 :全県的に、5月以降流行状態が続いています。西部では減少傾向ですが、中部では増加傾向 がうかがえます。
○流行性角結膜炎 :西部で流行していましたが、ほぼ終息しつつあります。
3)主な病原体の分離状況等
○手足口病 :流行のピークは過ぎましたが、依然県内全域で例年より多い患者数が報告されています。
○咽頭結膜熱 :増減を繰り返しながら小流行し、横這い状態が続いています。
○流行性耳下腺炎 :全県的に、5月以降流行状態が続いています。西部では減少傾向ですが、中部では増加傾向 がうかがえます。
○流行性角結膜炎 :西部で流行していましたが、ほぼ終息しつつあります。
県央保健所管内で発生した感染症事例から腸管出血性大腸菌(O157)が検出されています。時節柄全国的に発生
していますので、手洗いに加えて、食品の温度管理など予防に心がけて下さい。
8月から10月の行楽や農繁期に多くみられる日本紅斑熱患者が出雲圏域から報告されています。肌をできるだけ 出さないようにし、ダニに刺されないように注意しましょう。
8月から10月の行楽や農繁期に多くみられる日本紅斑熱患者が出雲圏域から報告されています。肌をできるだけ 出さないようにし、ダニに刺されないように注意しましょう。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
咽頭結膜熱 | ○ | △ | ○ | △ |
感染性胃腸炎 | ○ | ○ | △ | △ |
ヘルパンギーナ | ○ | △ | ○ | ○ |
手足口病 | ◎ | ○ | ○ | ○ |
流行性耳下腺炎 | ○ | ○ | ○ | ○ |
流行性角結膜炎 | △ | × | △ | × |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし