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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
腸管出血性大腸菌感染症が10件(浜田圏域1件、益田圏域9件)、日本紅斑熱
が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○ヘルパンギーナ
:島根県の流行はピーク時の1/3にまで減少しましたが、流行は続いています。
○手足口病 :西部はほぼ終息しましたが、東中部、隠岐は増加傾向を示しており、特に隠岐は報告患者数 が増加しています。
○咽頭結膜熱 :県内では小流行の横這い状態が数週間続いています。
○流行性耳下腺炎 :県内の流行は数週間横這い状態ですが、西部はピーク時の約半数の報告患者数となりました。
○流行性角結膜炎 :西部で流行していましたが、ほぼ終息しつつあります。
3)主な病原体の分離状況
○手足口病 :西部はほぼ終息しましたが、東中部、隠岐は増加傾向を示しており、特に隠岐は報告患者数 が増加しています。
○咽頭結膜熱 :県内では小流行の横這い状態が数週間続いています。
○流行性耳下腺炎 :県内の流行は数週間横這い状態ですが、西部はピーク時の約半数の報告患者数となりました。
○流行性角結膜炎 :西部で流行していましたが、ほぼ終息しつつあります。
益田市で発生した感染症事例で、腸管出血性大腸菌(O157)が検出されています。時節柄全国で発生していますの
で、手洗いに加えて、食品の温度管理など予防に心がけて下さい。日本紅斑熱リケッチアを保有するダニに刺され
ることで感染する日本紅斑熱患者が報告されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
咽頭結膜熱 | ○ | △ | ○ | △ |
感染性胃腸炎 | ○ | ○ | △ | △ |
ヘルパンギーナ | ○ | △ | ○ | ○ |
手足口病 | ◎ | ○ | ○ | △ |
流行性耳下腺炎 | ○ | △ | ○ | ○ |
流行性角結膜炎 | ○ | △ | × | △ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし