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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○ヘルパンギーナ
:全国に比べ、小規模な流行となっています。全県で30名の報告があり、ピーク時の半分程度
にまで減少しました。
○手足口病 :全県で流行しています。今週は東部は減少、中部は横這い、西部は増加していて、主に1〜4 歳の幼児が罹患しています。
○咽頭結膜熱 :全県で4名の報告がありました。報告数は少ないですが数週間横這い状態が続いています。 夏季、プールを介して流行しますので今後も注意が必要です。
○流行性耳下腺炎 :全県で流行していますが、今週は東部がやや減少しています。
○流行性角結膜炎 :今週も浜田圏域からのみ報告があり、流行しています。
3)主な病原体の分離状況
○手足口病 :全県で流行しています。今週は東部は減少、中部は横這い、西部は増加していて、主に1〜4 歳の幼児が罹患しています。
○咽頭結膜熱 :全県で4名の報告がありました。報告数は少ないですが数週間横這い状態が続いています。 夏季、プールを介して流行しますので今後も注意が必要です。
○流行性耳下腺炎 :全県で流行していますが、今週は東部がやや減少しています。
○流行性角結膜炎 :今週も浜田圏域からのみ報告があり、流行しています。
県内の散発下痢症患者からカンピロバクター、サルモネラが検出されていますので、手洗いに加えて、食品の温
度管理など食中毒予防に心がけて下さい。
無菌性髄膜炎からはエコー6型ウイルス、手足口病からはコクサッキーA16型ウイルスが分離されています。
無菌性髄膜炎からはエコー6型ウイルス、手足口病からはコクサッキーA16型ウイルスが分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
咽頭結膜熱 | ○ | △ | △ | △ |
水 痘 | △ | ○ | △ | △ |
ヘルパンギーナ | ○ | ○ | ○ | ○ |
手足口病 | ◎ | ○ | ○ | ◎ |
流行性耳下腺炎 | ○ | △ | ○ | ○ |
流行性角結膜炎 | ○ | × | × | ○ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし