⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
腸管出血性大腸菌感染症が4件(松江圏域O111:1件、雲南圏域O157:3件)
報告されています。
2)定点報告5類感染症
○ヘルパンギーナ
:全国では大きな流行となっています。島根県では全県で流行していますが、西部は小流行に
留まっています。
○手足口病 :全県の報告数は55名で流行していますが、中部は小流行に留まっています。
○咽頭結膜熱 :報告数は少ないですが数週間横這い状態が続いています。夏季、プールを介して流行します ので今後注意が必要です。
○流行性耳下腺炎 :全県の報告数は43名で、松江、大田、浜田圏域で流行しています。
○流行性角結膜炎 :西部で増加しており、流行しています。
3)主な病原体の分離状況
○手足口病 :全県の報告数は55名で流行していますが、中部は小流行に留まっています。
○咽頭結膜熱 :報告数は少ないですが数週間横這い状態が続いています。夏季、プールを介して流行します ので今後注意が必要です。
○流行性耳下腺炎 :全県の報告数は43名で、松江、大田、浜田圏域で流行しています。
○流行性角結膜炎 :西部で増加しており、流行しています。
細菌性の食中毒・感染症が多発する季節となり、本県では7月に入り腸管出血性大腸菌による事例が2件報告され
ました。1事例は血清型O111による松江市の高校生1名の感染事例、もう1事例は血清型O157による雲南市の社会福
祉施設での集団発生事例で幼児3名から血清型O157が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
咽頭結膜熱 | ○ | ○ | ○ | △ |
水 痘 | △ | ○ | △ | △ |
ヘルパンギーナ | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
手足口病 | ◎ | ◎ | ○ | ◎ |
流行性耳下腺炎 | ○ | ○ | ○ | ○ |
流行性角結膜炎 | ◎ | × | × | ◎ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし