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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
日本紅斑熱が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱
:報告数は少ないですが数週間横這い状態が続いています。夏季、プールを介して流行しますので
今後注意が必要です。
○水痘 :5・6月を中心に流行していましたが、全県で患者数が減少し流行期は終了したようです。
○手足口病 :東部で流行しています。中部・西部からの報告数は多くありません。
○ヘルパンギーナ :全国では大規模に流行しています。島根県は東部で報告数が急激に増加し流行しています が、中部・西部では小流行に留まっています。
○流行性角結膜炎 :西部で、増減の繰り返しながら増加傾向が伺えます。
3)主な病原体の分離状況等
○水痘 :5・6月を中心に流行していましたが、全県で患者数が減少し流行期は終了したようです。
○手足口病 :東部で流行しています。中部・西部からの報告数は多くありません。
○ヘルパンギーナ :全国では大規模に流行しています。島根県は東部で報告数が急激に増加し流行しています が、中部・西部では小流行に留まっています。
○流行性角結膜炎 :西部で、増減の繰り返しながら増加傾向が伺えます。
今年の県内の日本紅斑熱の患者発生数は5名です。患者発生は春から秋の間で、野山で日本紅斑熱リケッチアに
感染したダニに咬まれることにより発症します。従って、野山に入る時はダニに咬まれない服装を心がけて下さい。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
咽頭結膜熱 | ○ | ○ | × | ○ |
水 痘 | ○ | ○ | ○ | △ |
ヘルパンギーナ | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
手足口病 | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
流行性耳下腺炎 | ◎ | ◎ | △ | ○ |
流行性角結膜炎 | ◎ | × | × | ◎ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし