保環研動向調査トップトピックス疾患別カレンダー2005年第27週(7月第1週)グラフ一覧
島根県感染症情報(週報) 2005年 第27週 (7/4〜7/10)
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)リンク⇒IDWR
⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 腸管出血性大腸菌感染症が1件(出雲圏域)、日本紅斑熱が1件(出雲圏域) 報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :冬期と比較し報告数は減少しましたが、数週間横這い状態が続いています。
○手足口病 :東部で流行していますが、中部・西部からの報告は多くありません。
○水痘 :1か月前のピーク時に比べ報告数は激減しました。
○ヘルパンギーナ :全国的には大きな流行となっています。島根県では東部で流行が始まり、中部では流行の兆し を示しています。
○伝染性紅斑 :報告は散発的ですが、増加傾向が伺えます。
○流行性角結膜炎 :西部で増減の繰り返し状態が続いています。
3)主な病原体の分離状況
 県内の散発下痢症患者からカンピロバクター、サルモネラが検出されていますので、手洗いに加えて、食品の温 度管理など食中毒予防に心がけて下さい。
無菌性髄膜炎からは、エコー6型ウイルスが分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 横這 減少 横這 横這
水 痘 減少 減少 減少 減少
ヘルパンギーナ 横這 増加 横這 横這
手足口病 増加 増加 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 増加
流行性角結膜炎 横這 報告なし × 横這 × 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし

咽頭結膜熱発生推移グラフ 水 ヘルパンギーナ発生推移グラフ
手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 流行性角結膜炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧