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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
腸管出血性大腸菌感染症が1件(出雲圏域)、アメーバ赤痢が1件(松江
圏域)、日本紅斑熱が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:東部・西部では報告が無くなり終息しましたが、中部では1名の報告が残っています。本年
は例年と違って初夏になっても患者報告がありましたが、ほぼ終息しました。
○感染性胃腸炎 :全県で85名の報告がありましたが、冬期と比較し減少しました。
○手足口病 :東部で報告数の増加が続いています。
○ヘルパンギーナ :全県で20名の報告があり、東部で増加しています。夏期に流行する疾患ですので今後注意が 必要です。
○水痘 :流行が続いていましたが、ピークを越え報告数が減少し始めています。
○流行性耳下腺炎 :報告数は少ないですが、全県で増加傾向にあります。
○流行性角結膜炎 :西部で増減を繰り返す状態が続いています。
3)主な病原体の分離状況
○感染性胃腸炎 :全県で85名の報告がありましたが、冬期と比較し減少しました。
○手足口病 :東部で報告数の増加が続いています。
○ヘルパンギーナ :全県で20名の報告があり、東部で増加しています。夏期に流行する疾患ですので今後注意が 必要です。
○水痘 :流行が続いていましたが、ピークを越え報告数が減少し始めています。
○流行性耳下腺炎 :報告数は少ないですが、全県で増加傾向にあります。
○流行性角結膜炎 :西部で増減を繰り返す状態が続いています。
初夏に入り細菌性食中毒が多く発生する季節となり、今年初の食中毒警報が出ました。県内では、下痢症の散発
事例患者からカンピロバクター、サルモネラが検出されていますので、手洗いに加え食品の温度管理など食中毒予
防に気を付けてください。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
感染性胃腸炎 | ○ | ○ | ○ | △ |
水 痘 | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
ヘルパンギーナ | ○ | ○ | ○ | △ |
手足口病 | ○ | ◎ | △ | △ |
流行性耳下腺炎 | ○ | △ | ○ | ○ |
流行性角結膜炎 | ○ | × | △ | ○ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし