保環研動向調査トップトピックス疾患別カレンダー2005年第25週(6月第4週)グラフ一覧
島根県感染症情報(週報) 2005年 第25週 (6/20〜6/26)
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)リンク⇒IDWR
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 腸管出血性大腸菌感染症が1件(出雲圏域)、アメーバ赤痢が1件(松江 圏域)、日本紅斑熱が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :東部・西部では報告が無くなり終息しましたが、中部では1名の報告が残っています。本年 は例年と違って初夏になっても患者報告がありましたが、ほぼ終息しました。
○感染性胃腸炎 :全県で85名の報告がありましたが、冬期と比較し減少しました。
○手足口病 :東部で報告数の増加が続いています。
○ヘルパンギーナ :全県で20名の報告があり、東部で増加しています。夏期に流行する疾患ですので今後注意が 必要です。
○水痘 :流行が続いていましたが、ピークを越え報告数が減少し始めています。
○流行性耳下腺炎 :報告数は少ないですが、全県で増加傾向にあります。
○流行性角結膜炎 :西部で増減を繰り返す状態が続いています。
3)主な病原体の分離状況
 初夏に入り細菌性食中毒が多く発生する季節となり、今年初の食中毒警報が出ました。県内では、下痢症の散発 事例患者からカンピロバクター、サルモネラが検出されていますので、手洗いに加え食品の温度管理など食中毒予 防に気を付けてください。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 減少 減少 横這 横這
水 痘 減少 減少 横這 横這
ヘルパンギーナ 横這 増加 横這 横這
手足口病 横這 増加 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 横這
流行性角結膜炎 増加 横這 × 横這 増加

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし

感染性胃腸炎発生推移グラフ 水 ヘルパンギーナ発生推移グラフ
手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 流行性角結膜炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧