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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
破傷風が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:散発的な報告となり、島根県では定点当たり0.47人の報告がありますが、集団発生は22週以
降報告されていません。
○感染性胃腸炎 :ウイルス性の感染性胃腸炎は減少傾向にありますが、これから腸管出血性大腸菌やカンピロ バクターなどの細菌性胃腸炎が流行しますので注意が必要です。
○咽頭結膜熱 :松江圏域、出雲圏域で報告が続いています。
○手足口病 :全県で15名の報告がありました。夏の流行期に向け増加傾向にあります。
○水痘 :全県で流行のピークを越えたようです。
○ヘルパンギーナ :東中部で少数ですが患者が報告されるようになりました。例年に比べ流行の始まりが遅いよ うですが、夏期に流行する疾患で今後増加しますので注意が必要です。
○流行性耳下腺炎 :昨年は益田圏域で流行しましたが、5月以降、松江、出雲、大田、浜田圏域で増加しています。
3)主な病原体の分離状況
○感染性胃腸炎 :ウイルス性の感染性胃腸炎は減少傾向にありますが、これから腸管出血性大腸菌やカンピロ バクターなどの細菌性胃腸炎が流行しますので注意が必要です。
○咽頭結膜熱 :松江圏域、出雲圏域で報告が続いています。
○手足口病 :全県で15名の報告がありました。夏の流行期に向け増加傾向にあります。
○水痘 :全県で流行のピークを越えたようです。
○ヘルパンギーナ :東中部で少数ですが患者が報告されるようになりました。例年に比べ流行の始まりが遅いよ うですが、夏期に流行する疾患で今後増加しますので注意が必要です。
○流行性耳下腺炎 :昨年は益田圏域で流行しましたが、5月以降、松江、出雲、大田、浜田圏域で増加しています。
初夏に入り細菌性食中毒が多く発生する季節となりましたが、依然冬季に多く流行するノロウイルスが検出され
ています。手足口病からはコクサッキーA16型が、ヘルパンギーナからはコクサッキーA2型が分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
感染性胃腸炎 | ○ | ○ | ○ | △ |
水 痘 | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
ヘルパンギーナ | ○ | ○ | △ | × |
手足口病 | ○ | ○ | △ | ○ |
流行性耳下腺炎 | ○ | ○ | △ | ○ |
流行性角結膜炎 | △ | × | × | △ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし