保環研動向調査トップトピックス疾患別カレンダー2005年第17週(4月第4週)グラフ一覧
島根県感染症情報(週報) 2005年 第17週 (4/25〜5/1)
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)リンク⇒IDWR
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 クロイツフェルト・ヤコブ病が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :4月に入り小中学校の授業が始まり再流行し、東・中部圏域(大田地域より東)でA香港型によ る患者が増加しています。6校で閉鎖措置がとられ、定点からの報告患者数は先週の2倍強の 339名報告されています。
○感染性胃腸炎 :全県で152名の報告がありました。ロタウイルスによると思われる患者の報告は東部では ピークを越えましたが、中部と西部圏域では増加傾向ですので、感染予防に気を付けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内の流行状況は横ばい状況です。しかし、東部、中部、西部圏域では患者数の増減の繰り 返しが認められ、今後の流行状況を見守る必要があります。
○水痘 :3月以降、患者数が少しずつ増加しています。
3)主な病原体の分離状況
 県内のインフルエンザ患者から分離されるウイルスのうちB型は減少しましたが、13週以降はA香港型が主に分 離され、集団発生事例でもA型が確認されています。感染性胃腸炎の患者からはノロウイルスの検出は減少し、A群 ロタウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 横這 増加 横這
A群溶連菌咽頭炎 増加 横這 増加 横這
感染性胃腸炎 横這 減少 横這 横這
水 痘 横這 横這 横這 減少
手足口病 横這 横這 × 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 × 横這
インフルエンザ流行情報

流行の推移急増:急増 増加:増加傾向 急減:急減 減少:減少傾向 横這:横這 報告なし:報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
水 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧