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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
クロイツフェルト・ヤコブ病が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:4月に入り小中学校の授業が始まり再流行し、東・中部圏域(大田地域より東)でA香港型によ
る患者が増加しています。6校で閉鎖措置がとられ、定点からの報告患者数は先週の2倍強の
339名報告されています。
○感染性胃腸炎 :全県で152名の報告がありました。ロタウイルスによると思われる患者の報告は東部では ピークを越えましたが、中部と西部圏域では増加傾向ですので、感染予防に気を付けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内の流行状況は横ばい状況です。しかし、東部、中部、西部圏域では患者数の増減の繰り 返しが認められ、今後の流行状況を見守る必要があります。
○水痘 :3月以降、患者数が少しずつ増加しています。
3)主な病原体の分離状況
○感染性胃腸炎 :全県で152名の報告がありました。ロタウイルスによると思われる患者の報告は東部では ピークを越えましたが、中部と西部圏域では増加傾向ですので、感染予防に気を付けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内の流行状況は横ばい状況です。しかし、東部、中部、西部圏域では患者数の増減の繰り 返しが認められ、今後の流行状況を見守る必要があります。
○水痘 :3月以降、患者数が少しずつ増加しています。
県内のインフルエンザ患者から分離されるウイルスのうちB型は減少しましたが、13週以降はA香港型が主に分
離され、集団発生事例でもA型が確認されています。感染性胃腸炎の患者からはノロウイルスの検出は減少し、A群
ロタウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
インフルエンザ | ◎ | ○ | ◎ | ○ |
A群溶連菌咽頭炎 | ○ | △ | ○ | ○ |
感染性胃腸炎 | ○ | ◎ | ○ | ○ |
水 痘 | ○ | ○ | △ | △ |
手足口病 | △ | × | △ | △ |
流行性耳下腺炎 | △ | △ | × | △ |
流行の推移:
:急増
:増加傾向
:急減
:減少傾向
:横這
:報告なし
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。