⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:インフルエンザの流行は隠岐を除く地区ではピークを越え、報告数は先週の2/3に急減しま
した。隠岐でも1〜2週の内にピークに達すると思われます。全県でB型が流行していましたが、
西部では主にA香港型が流行し、A香港型の割合がB型より多くなっています。
○感染性胃腸炎 :全県で報告数が下降線をたどり、集団発生も報告されていません。しかし、今後ロタウイル スによる胃腸炎が増加してきますので、感染予防に気を付けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :中部では患者数の増減が繰りかえしみられます。西部でも患者数が増加しています。
○手足口病 :患者数は減少しましたが、今しばらく注意が必要のようです。
○水痘 :患者数は多くないものの、東部・中部で流行し、増加傾向にあります。
3)主な病原体の分離状況
○感染性胃腸炎 :全県で報告数が下降線をたどり、集団発生も報告されていません。しかし、今後ロタウイル スによる胃腸炎が増加してきますので、感染予防に気を付けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :中部では患者数の増減が繰りかえしみられます。西部でも患者数が増加しています。
○手足口病 :患者数は減少しましたが、今しばらく注意が必要のようです。
○水痘 :患者数は多くないものの、東部・中部で流行し、増加傾向にあります。
インフルエンザは各地区でB型が分離されています。A香港型は2月には分離数が少なかったですが、3月に入って
増加し10週には西部でB型の分離数を上回っています。胃腸炎患者からのノロウイルスの検出数は減少しましたが、
A群ロタウイルスが12月から検出され、検出数が増加しています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
インフルエンザ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
A群溶連菌咽頭炎 | ◎ | △ | ○ | ◎ |
感染性胃腸炎 | ○ | ◎ | ○ | ○ |
水 痘 | ○ | ◎ | ○ | ○ |
手足口病 | △ | △ | × | △ |
流行性耳下腺炎 | △ | △ | × | △ |
流行の推移:
:急増
:増加傾向
:急減
:減少傾向
:横這
:報告なし
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。