保環研動向調査トップトピックス疾患別カレンダー2005年第9週(3月第1週)グラフ一覧
島根県感染症情報(週報) 2005年 第9週 (2/28〜3/6)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 バンコマイシン耐性腸球菌感染症(vanA型)が1件(雲南圏域)報告されて います。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :インフルエンザの流行は東・中部ではピークを越えたようですが、西部と隠岐では増加 が続き、西部では9校で閉鎖処置がとられました。全県でB型が流行していますが、第6週 頃からはA香港型も分離されています。
○感染性胃腸炎 :全県で報告数が減少し、集団発生も報告されていません。しかし、今後ロタウイルスに よる胃腸炎が増加してきますので、感染予防に気を付けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :中部で患者数が約2倍に増加した他、東部でも患者数が増加し、流行しています。
○手足口病 :西部で増減を繰り返しながら小流行が続いています。
3)主な病原体の分離状況
 インフルエンザは各地区でB型が分離されています。分離数は少ないですがA香港型が各地区から分離されて います。胃腸炎患者からのノロウイルスの検出数は減少しましたが、A群ロタウイルスが12月から検出され、検 出数が増加しています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 増加 増加 増加 急増
A群溶連菌咽頭炎 増加 増加 増加 横這
感染性胃腸炎 減少 減少 横這 横這
水 痘 横這 横這 横這 減少
手足口病 横這 横這 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 × 横這
インフルエンザ流行情報

流行の推移急増:急増 増加:増加傾向 急減:急減 減少:減少傾向 横這:横這 報告なし:報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
水 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧