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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:全県でインフルエンザが流行し、報告数は先週の1.5倍に増加しました。隠岐圏域では2倍
に増加しています。第6週には東中部を中心にの14の学校で閉鎖処置がとられました。各地区
の患者からB型ウイルスが分離され、東部の患者からはA香港型が1件検出されています。うが
いや手洗い等の感染予防対策を始め、栄養や睡眠を十分にとり体力を付けるようにしましょう。
○感染性胃腸炎 :隠岐圏域以外では流行のピークを越え、報告数が急減し、集団発生も報告されていません。 しかし、油断することなく、手洗いを十分にし、感染予防に気を付けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :中部で流行しています。
○手足口病 :小流行していましたが、ほぼ終息した模様です。
○水痘 :流行期ですが、平年に比べやや患者数が少なくなっています。
3)主な病原体の分離状況
○感染性胃腸炎 :隠岐圏域以外では流行のピークを越え、報告数が急減し、集団発生も報告されていません。 しかし、油断することなく、手洗いを十分にし、感染予防に気を付けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :中部で流行しています。
○手足口病 :小流行していましたが、ほぼ終息した模様です。
○水痘 :流行期ですが、平年に比べやや患者数が少なくなっています。
インフルエンザは各地区でB型が分離されていますが、東部でA香港型が1件分離されています。インフルエンザ
様疾患からはアデノウイルスも分離されています。全県で胃腸炎患者からノロウイルスGIIが検出され、各施設で
の感染事例からもノロウイルスGIIが検出されています。松江圏域の食中毒事例からはノロウイルスGI,GIIが検
出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
インフルエンザ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
A群溶連菌咽頭炎 | ○ | △ | ◎ | ○ |
感染性胃腸炎 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
水 痘 | ○ | ○ | △ | ○ |
手足口病 | ○ | △ | × | ○ |
流行性耳下腺炎 | △ | △ | × | △ |
流行の推移:
:急増
:増加傾向
:急減
:減少傾向
:横這
:報告なし
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。