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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
腸管出血性大腸菌感染症が3件(隠岐圏域)、アメーバ赤痢が1件(松江圏
域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:全県でインフルエンザが流行し、報告数は先週の3倍に増加しました。第4週には東中部の
10の学校で閉鎖処置がとられました。東西部の患者からB型ウイルスが分離されています。こ
れからインフルエンザが急激に流行すると思われますので、うがいや手洗い等の感染予防対
策を始め、栄養や睡眠を十分にとり体力を付けるようにしましょう。
○感染性胃腸炎 :全県で猛威を振るっていますが、報告患者数はピークを越えたようです。手洗いを十分に し、二枚貝は十分に加熱して食べるようにし、感染予防に気を付けてください
○手足口病 :西部で再び報告数が増加していますので、注意が必要です。
○水痘 :12月のピークの後、患者数は減少傾向にありますが、春までは患者数が多い状態で推移す るものと思われます。
3)主な病原体の分離状況
○感染性胃腸炎 :全県で猛威を振るっていますが、報告患者数はピークを越えたようです。手洗いを十分に し、二枚貝は十分に加熱して食べるようにし、感染予防に気を付けてください
○手足口病 :西部で再び報告数が増加していますので、注意が必要です。
○水痘 :12月のピークの後、患者数は減少傾向にありますが、春までは患者数が多い状態で推移す るものと思われます。
インフルエンザは東・西部でB型が検出されています。全県で胃腸炎患者からノロウイルスGIIが検出され、
各施設での感染事例からもノロウイルスGIIが検出されています。松江圏域の食中毒事例からはノロウイルスGI
およびGIIが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
インフルエンザ | ○ | ○ | ○ | ○ |
A群溶連菌咽頭炎 | ◎ | △ | ◎ | ○ |
感染性胃腸炎 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
水 痘 | ○ | ○ | △ | ◎ |
手足口病 | ○ | ○ | ○ | ◎ |
流行性耳下腺炎 | △ | △ | × | × |
流行の推移:
:急増
:増加傾向
:急減
:減少傾向
:横這
:報告なし
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。