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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
腸管出血性大腸菌感染症が8件(O26:隠岐圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:全県でインフルエンザの報告がされはじめ、第3週までに東中部の6小学校で閉鎖処置がと
られました。東西部の患者3名からB型ウイルスが分離されています。これからインフルエ
ンザが急激に流行すると思われますので、うがいや手洗い等の感染予防対策を始め、栄養や
睡眠を十分にとり体力を付けるようにしましょう。
○感染性胃腸炎 :全県で猛威を振るっています。手洗いを十分にし、二枚貝は十分に加熱して食べるように し、感染予防に気を付けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :中部では再燃し、昨年末の流行と同レベルまで報告数が増加しています。
○水痘 :12月のピークの後、患者数は減少傾向にありますが、春までは患者数が多い状態で推移す るものと思われます。
3)主な病原体の分離状況
○感染性胃腸炎 :全県で猛威を振るっています。手洗いを十分にし、二枚貝は十分に加熱して食べるように し、感染予防に気を付けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :中部では再燃し、昨年末の流行と同レベルまで報告数が増加しています。
○水痘 :12月のピークの後、患者数は減少傾向にありますが、春までは患者数が多い状態で推移す るものと思われます。
インフルエンザの流行シーズンに入り東・西部でB型が分離されています。全県で胃腸炎からノロウイルスGII
が検出され、また大田、隠岐圏域の保育園・小学校、出雲、松江、大田圏域の高齢者福祉施設での集団下痢症
事例からもノロウイルスGIIが検出されています。松江圏域の食中毒事例からはノロウイルスGI,GIIが検出さ
れています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
インフルエンザ | ○ | ○ | ○ | ○ |
A群溶連菌咽頭炎 | ◎ | △ | ◎ | △ |
感染性胃腸炎 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
水 痘 | ○ | ○ | ○ | ○ |
手足口病 | ○ | ○ | ○ | ○ |
流行性耳下腺炎 | △ | △ | × | △ |
流行の推移:
:急増
:増加傾向
:急減
:減少傾向
:横這
:報告なし
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。