保環研動向調査トップ疾患別カレンダー2005年第1週(1月第1週)グラフ一覧
島根県感染症情報(週報) 2005年 第1週 (1/3〜1/9)
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)リンク⇒IDWR
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :東部・中部から計4件の報告があります。例年1月に入ると、急激にインフルエンザ流行が 拡大します。うがいや手洗い等の感染予防対策を始め、栄養や睡眠を十分にとり体力を付け るようにしましょう。
○感染性胃腸炎 :全県で流行が続いており、ノロウイルスが検出されています。石けんで手洗いを十分にし、 二枚貝は十分に加熱して食べるようにして、感染予防に気を付けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :例年、12月末から1月始めにかけて患者数が減少しますが、2月にかけて再び増加しますの で、要注意です。
○手足口病 :各地域の患者報告数が減少しています。
○水痘 :流行シーズンに入り報告が増加しています。 特に大田圏域で多くなっています。
○流行性耳下腺炎 :終息状態にありましたが、浜田圏域から8件の報告を始め、再び患者報告が増加しています。
3)主な病原体の分離状況
 中部と西部の感染性胃腸炎からノロウイルスGIIが検出され、また大田圏域の小学校での集団下痢症事 例からもノロウイルスGIIが検出されています。手足口病からはコクサッキーA16型に加えコクサッキーA6型が分 離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 横這 横這 横這 ×
A群溶連菌咽頭炎 減少 減少 減少 横這
感染性胃腸炎 増加 増加 増加 横這
水痘 増加 増加 横這 増加
手足口病 減少 減少 減少 横這
流行性耳下腺炎 増加 横這 横這 増加

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし

インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧