⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:東部・中部から計4件の報告があります。例年1月に入ると、急激にインフルエンザ流行が
拡大します。うがいや手洗い等の感染予防対策を始め、栄養や睡眠を十分にとり体力を付け
るようにしましょう。
○感染性胃腸炎 :全県で流行が続いており、ノロウイルスが検出されています。石けんで手洗いを十分にし、 二枚貝は十分に加熱して食べるようにして、感染予防に気を付けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :例年、12月末から1月始めにかけて患者数が減少しますが、2月にかけて再び増加しますの で、要注意です。
○手足口病 :各地域の患者報告数が減少しています。
○水痘 :流行シーズンに入り報告が増加しています。 特に大田圏域で多くなっています。
○流行性耳下腺炎 :終息状態にありましたが、浜田圏域から8件の報告を始め、再び患者報告が増加しています。
3)主な病原体の分離状況
○感染性胃腸炎 :全県で流行が続いており、ノロウイルスが検出されています。石けんで手洗いを十分にし、 二枚貝は十分に加熱して食べるようにして、感染予防に気を付けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :例年、12月末から1月始めにかけて患者数が減少しますが、2月にかけて再び増加しますの で、要注意です。
○手足口病 :各地域の患者報告数が減少しています。
○水痘 :流行シーズンに入り報告が増加しています。 特に大田圏域で多くなっています。
○流行性耳下腺炎 :終息状態にありましたが、浜田圏域から8件の報告を始め、再び患者報告が増加しています。
中部と西部の感染性胃腸炎からノロウイルスGIIが検出され、また大田圏域の小学校での集団下痢症事
例からもノロウイルスGIIが検出されています。手足口病からはコクサッキーA16型に加えコクサッキーA6型が分
離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
インフルエンザ | △ | △ | △ | × |
A群溶連菌咽頭炎 | ○ | △ | ○ | △ |
感染性胃腸炎 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
水痘 | ◎ | ◎ | ○ | ◎ |
手足口病 | ○ | △ | ○ | ○ |
流行性耳下腺炎 | ○ | △ | △ | ○ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし